バージョン情報を一元管理するためにバージョンカタログという仕組みを前回導入しました。
その導入の際に見つけたのが、Composite Buildというモジュールのビルド情報を定義するbuild.gradle.ktsの共通部分を一元管理する仕組みです。
最初に見つかったのはbuildSrcという仕組みで、導入に向けてGoogle等で情報を調べていると、最近ではComposite Buildを導入するベストな選択らしいとのことです。
導入はインターネットの情報で何とか進めることができたのですが、build-logic/build.gradle.ktsでバージョンカタログを参照しようとすると、build-logic内で定義したバージョンカタログの参照と競合してエラーになったり、kotlinOptionsを共通化する際にCommonExtensionの引数の数が4つではエラーになったりとハマった箇所が何点かありました。
前者は、build-logic内で定義するバージョンカタログの参照を変数Project.libsから変数Project.catalogに変更して解決させました。
後者は、CommonExtensionの引数の数を5つにすることにより解決しました。
この辺りは弊社公開Wikiに記載しています。
【目次】※弊社公開Wikiでまとめた記事を公開しています
- Androidアプリを作ってみよう【序章】
- Androidアプリを作ってみよう【マルチモジュール】
- Androidアプリを作ってみよう【バージョンカタログ】
- Androidアプリを作ってみよう【Composite Build】
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